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複十字シール募金運動

複十字シール運動が始まったのは今から100年近く昔のことです。1904年、デンマークでクリスマスの慈善募金活動の際に、クリスマスカードにシールを貼ったのが始まりといわれています。それ以後世界中でシールを使った募金運動が行われるようになり、日本では1952年から結核予防会が複十字シールを使うようになりました。
複十字のマークは、かつて十字軍がこの複十字を楯の紋章として使ったことから平和と希望の象徴を意味するようになりました。その後次第に宗教的意味合いを離れ、現在では万国共通の結核予防のシンボルとして使われるようになっています。
2005年は画家の安野光雅さんがデザインしています。シールを集めているコレクターも多く、毎年変わるかわいいデザインは人気を呼んでいます。
今までの複十字シール
2005 複十字シール 2004 複十字シール 2003複十字シール
※安野 光雅(あんの みつまさ)氏の プロフィール

 大正15年生まれ。島根県出身。淡い色調の水彩画でやさしい雰囲気漂う作品を数多く発表。科学・数学・文学などに造詣が深く、画文集、エッセイも多い。その業績に対し、国内外から数々の賞が贈られている。
複十字シールはちょっと工夫することでいろいろな使い方ができます。ここでは一般的な使用例をいくつかご紹介します。もらった手紙にシールが貼ってあると自分と同じ募金運動の支援者だとわかり、うれしく思うことがあります。贈り物をされる際は、シールを貼って複十字シール運動の輪を広げてください。
主な使用例
お手紙に 贈り物に お部屋の飾りに
小物に ノートや手帳に 名刺に



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