設立の目的

高齢化社会が進み、がん、心臓病、脳卒中等の生活習慣に関連した生活習慣病の予防の重要性が指摘される中、県民一人ひとりが健康でいきいきと過ごすための社会基盤を整備することが求められております。また、健康に関する正しい知識の普及啓発や健康診断による疾病の早期発見・早期治療、及び栄養・運動・休養のバランスの取れた健康づくりの実践等を推進することにより、生活習慣病をはじめとした疾病等を予防するための総合的な取り組みが必要であります。

しかしながら保健事業の実施主体である市町村や学校、事業場等では、健康診断実施機関の整備やマンパワーの確保等対応の難しい問題があるため、これらの保健事業に対するより強固な技術的及び人的な支援体制の整備が急務となっているところであります。

このような状況を踏まえて、県民に対してより優良でかつ総合的な保健サービスの提供を行い、また、県民が等しく保健サービスを受けられる体制の確保を図り、市町村等が実施する保健事業を幅広く支援するため、県及び市町村の支援を受けた公益財団法人　宮崎県健康づくり協会を設立し、県民の今後の健康づくりをより一層推進していくものであります。