特定保健指導
特定保健指導の目的は、対象者が健診結果から自分の健康状態を理解し、生活習慣改善のための自主的な取り組みを継続的に行うことができるようにすることにあり、対象者が健康的な生活に自ら改善できるよう、さまざまな働きかけやアドバイスを行います。
対象者
特定健康診査の結果により健康の保持に努める必要がある者が対象者となります。
特定健康診査の結果により健康の保持に努める必要がある者とは、特定健康診査の結果、腹囲が85cm以上(男性)・90cm以上(女性)の者、または腹囲が85cm未満(男性)・90cm未満(女性)の者でBMIが25㎏/㎡以上の者のうち、血糖(空腹時血糖が100mg/dl以上、またはHbA1c(NGSP値)5.6%以上、空腹時血糖値及びHbA1c(NGSP値)の両方を測定している場合には、空腹時血糖の値を優先)・脂質(中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満)・血圧(収縮期130mmHg以上、または拡張期85mmHg以上)に該当する者(糖尿病、高血圧症または脂質異常症の治療にかかる薬剤を服用している者を除く)です。
内容・方法
特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高い方に対して、保健師や管理栄養士等が対象者お一人お一人の身体状況に合わせた生活習慣を見直すためのサポートを行います。特定保健指導には、リスクの程度に応じて、動機付け支援と積極的支援があります。(よりリスクが高い方が積極的支援となります)
動機付け支援(対象者1名あたり 個別支援:11,000円 (税込)グループ支援:9,900円(税込))
支援としては、面接による支援のみの原則1回となります。
積極的支援(対象者1名あたり 個別支援:28,600円(税込) グループ支援:27,500円(税込))
初回時に面接による支援を行い、その後、3ヶ月以上の継続的な支援を行います。