貧血検査
貧血は、赤血球が減り、からだ全体へ運ばれる酸素の量が少なくなることで、だるい、疲れやすいといった様々な症状を起こします。しかし、子どもからは訴えないことが多いため、なかなか発見が難しいことが現状です。貧血の早期発見や子どもの健康状態を知り、食生活や生活習慣の改善を促すことを目的としています。
対象者
小学校(高学年)・中学校・高等学校の児童、生徒
子どもの貧血って!
子どもの貧血の原因で最も多いのは、鉄が不足することで起こる鉄欠乏性貧血です。
潜在性鉄欠乏状態により注意力や集中力の低下、学習能力の低下などが起こることがわかってきています。また、ダイエットや食生活の偏りが問題となってきています。
貧血の主な症状
①赤血球不足…顔色不良、むくみ
②酸素不足…疲れやすさ、頭痛、めまい、息切れ、胸の痛み、食欲不振
③心臓の負担増加…動悸、心雑音、微熱
検査内容
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検査方法…静脈血を採血し検査します。採血は数秒で終わります。
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検査項目…赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値 、白血球数、血小板数