がん克服者団体支援事業
がんの早期発見・早期治療の重要性について、体験を通して県民に訴えるがん克服者団体の活動を支援し、がん検診の知識の普及啓発を図るとともにがん検診受診率の向上をめざしている。
支援内容
- 団体の啓発活動資金として年間50,000円の資金援助
- パンフレット等の啓発資料の提供
- 街頭キャンペーン等への参加協力
「4月9日は子宮の日」 街頭キャンペーン
毎年4月9日は「子宮頸がんを予防する日:子宮の日」として記念日登録されており、 この日を中心に日本全国一斉に子宮頸がん予防・啓発アクションである「LOVE49キャンペーン」が行われています。
当協会では、毎年「4月9日の子宮の日」に合わせて「ひめやしの会」が実施している「子宮がん予防のための街頭キャンペーン」の支援を行っています。令和5年度は4月8日(土曜日)に宮崎市のイオンモール宮崎北入り口にて街頭の皆様に、宮崎県は子宮がん死亡率がワースト1位であることや子宮頸がん検診受診の重要性を訴えました。
【LOVE49プロジェクトとは】
20代、30代の若い女性に急増中の子宮頸がん。多くの若い女性が子宮を失い、2020年には2887人が命を落としています。子宮頸がんは、子宮頸がん検診によってがんになる手前の細胞を発見し、予防ができる唯一のがんです。先進国で一番検診受診率が低く日本の現状を変えるべく、検診への後押しを致します。子宮を愛すること、子宮頸がん検診の必要性をつたえること。そして速やかな医療機関へ受診を後押しすることを目的としたプロジェクトです。
日 時:令和6年4月6日(土)(配布時間 14:00~16:00)
場 所:宮崎駅西口駅前広場
参加団体:ひめやしの会、細胞診検査士会、公益財団法人宮崎県健康づくり協会
九州医療科学大学(学生)、宮崎県立看護大学(学生)
明治安田生命保険相互会社
配布物 :子宮がんの啓発チラシ(2種類) 各500枚
ロリエ・よもぎ温座パッド・ティッシュ 各500個 合計500セット
内 容 :
宮崎県の子宮がん死亡率(人口対10万人)は、日本で1番多い県です。しかも、全国でワースト10位(2021年人口動態統計)入りが10年以上も続いています。検診受診率は、全国平均と同じ程度であるが40 %台と半数以上の方が受診していない状況です。
また、同時にHPVワクチン接種の有効性も呼びかけました。子宮頸がんは、がんの中でも主な原因が解明されており、ワクチンと検診によってほぼ100%予防でき、早期に発見されることで治癒も可能な病気であることを啓発しながら配布しました。