複十字シール運動
複十字シール運動は、結核予防を目的に世界の各国で行われています。募金をしていただいた方に複十字シールを差し上げ、それを使うことで結核予防思想の普及の一翼を担っていただくというものです。日本の複十字シールは1952年に作られ、以後毎年新しいデザインが生まれています。
複十字シール運動
複十字(Double-Barred Cross)は、9世紀頃、あるキリスト教派の象徴として使われていました。その後、第1回十字軍の指揮官ローレーヌ公がこれを楯の紋章にして戦ったことからローレーヌ十字とも呼ばれ、平和と希望の象徴となりました。1902年、ベルリンでの第1回国際結核会議で、複十字を結核予防運動の世界共通のシンボルマークとすることが決定され、以来世界中で使われています。
知事表敬訪問の報告
令和6年度
毎年8月1日から12月31日は、複十字シール運動期間です。今年も結核予防の普及啓発活動報告と県へ活動の理解と協力、支援をお願いするために令和6年8月19日に宮崎県健康増進婦人の会の皆様と知事表敬訪問に行きました。
支部長より、本県は84名の方が新たに登録され、19名が亡くなり、令和3年より患者数は4名減少し死亡者は6名増加したと報告があった。会長からは、複十字シール運動について各方面の理解と協力を得たいと述べた。
知事は、活動に敬意を示され、複十字運動が結核予防に繋がっていることを意識したいと述べられた。